髪の毛がよみがえる? 再生医療は実現するのか

ガッツポーズする男性

技術というのは、日々めまぐるしく進化していくものですよね。

現在は、フィナステリドやデュタステリドの内服、ミノキシジルの外用が有効な対策となっていますが、その他にも夢のような治療法が日夜研究されています。

それが再生医療です。

再生医療とは、人に本来備わっている再生能力を最大限活性化させて、組織や器官の機能を元に戻す技術のことです。

髪の毛は毛穴から生えていますが、ひとたび抜けても、また同じところから生えてきます。
この再生機能、人間の体で唯一の機能なんですね。

毛を再生する組織は、毛包というところにあります。

この毛包、生まれた時からその数は限られていて増えることはありません。
毛包を自発的に増やすことができれば、薄毛で悩むこともなくなるんですが、そうは問屋が卸さないわけです。

再生医療では、この毛包を増やそうとしているんですね。
健康な毛包を増やせれば、髪の毛は普通に生えてくるわけなので、薄毛の悩みともおさらばというわけですね。

髪の毛の再生医療は、以下のような工程を辿ります。

まず、毛の生えている部分の頭皮から、上皮幹細胞と間葉幹細胞、2つの細胞を取り出し、それぞれ培養します。

培養して増やしたら2つの細胞を合体し、薄くなっている部分に移植します。

AGAの影響をほぼ受けない後頭部から毛包を持ってくるので、頭頂部などに移植後も男性ホルモンの影響を受けません。
ほぼ永続的に正常なヘアサイクルの維持が期待できるんですね。

毛の色もコントロールできるので、髪の色についても永久的に同じ状態が保たれます。
黒髪であればずっと黒髪、白髪であればずっと白髪のままです。
黒々とした髪の毛がいつまでもあるというのは、すごいことですよね。

この再生医療、まだ研究段階ではありますが、2020年以降にもしかしたら世に出てくるかもしれません。
その時は、そこかしこのニュースで紹介されるでしょうね。

大きな副作用もなく、自身の毛を採取して培養して増やすので安全性も高いです。
デメリットは費用が高額になることが予想され、庶民には手が出ないことでしょうか。

手の届く金額になるには、さらなる年月がかかりそうです。