あなたは知ってますか? 髪の毛に関する基礎知識

鏡を持って髪をチェックする男性

この記事では、髪の毛に関するさまざまなお役立ち情報を紹介しています。

「そもそも髪の毛は何でできているのか?」
「ヘアサイクルが乱れるとどうなるの?」

など、「この情報は初めて聞いた」というトピックがあれば嬉しいです。

髪の毛は毛包で作られる

髪の毛は頭皮から表に出ている部分と、頭皮の中に埋まっている部分とがありますよね。

頭皮から表に出ている部分を『毛幹』
頭皮の中に埋まっている部分を『毛根』
毛根を包んでいる部分を『毛包』

と呼んでいます。

私たちが普段髪の毛と認識しているのは、毛幹と呼ばれる部分なんですね。

一方で、髪の毛が生み出されるのは、毛根にある『毛球』と呼ばれる箇所になります。

毛が抜けた時に、先端に丸みを帯びた部分がありますがそこですね。

この毛球にある『毛乳頭』が、『毛母細胞』に髪を作りなさいと命令をすることで、髪が生み出されるわけです。

ですので、毛球が元気に活動してくれることが、薄毛になるかならないかの分水嶺といえなくもないわけです。

ちなみに、髪の毛は、活動停止した細胞からできています。爪と同じ原理ですね。

髪の毛の原料は?

黒々とした髪の毛は、いったい何でできているのでしょうか。

それは、ズバリたんぱく質です。

髪の毛を輪切りにして断面図をチェックしてみると、一番外側がキューティクルで覆われていて、その次がコルテックス、中心部をメデュラと呼ばれる成分でできています。

この3つの成分、一口にたんぱく質といっても性質の異なるたんぱく質でできているんですね。

キューティクルが一番硬いたんぱく質で構成されています。

コルテックスは髪の毛全体の8割~9割を占めます。
たんぱく質の他、脂質や水分も含まれていて、髪の毛が「やわらかい」「ごわごわする」といった髪質は、脂質や水分量に影響を受けているんですね。

髪の毛の色も、コルテックスにあるメラニン色素で決まります。

中心にあるメデュラはやわらかく、外的ダメージの影響を受けやすいです。
ダメージを受けると空洞化しやすく、空洞化するとやせ細った元気のない髪になってしまいます。

毛根を増やすことはできる?

毛根を増やすことができたら、薄くなった髪の毛も簡単に増やすことができそうです。

しかし、残念ながら、赤ちゃんからお年寄りになるまで、毛根の数が変わることはありません。

ですので、今ある毛根を大切にしていくしかないんですね。

1つの毛穴から1本の髪の毛が生えるというわけでもなく、1つの毛穴から2~3本の髪の毛が生えることは多いです。

この辺は個人差があるので、髪の毛がふさふさの人は、毛穴から生える髪の毛の数が他の人より多いのかもしれませんね。

また、髪の毛が細ければボリュームが少ないように見えますし、逆に髪の毛が太ければボリュームがあるように見えます。

ヘアサイクルを正常にすることが大切

髪の毛は、成長期、退行期、休止期のサイクルを繰り返しています。

人によって多少異なりますが、成長期2~6年、退行期2~3週間、休止期3~4ヶ月です。
このヘアサイクルを男性で3~5年、女性で4~6年かけて繰り返していきます。

髪の毛全体で見ると、成長期は約85~95%、退行期は約1%、休止期は約10%くらいと考えられます。

このヘアサイクルが正常であれば、薄毛になることはありません。
髪の毛が抜けても、次の髪の毛が既にスタンバイしているからですね。

ところが、薄毛が目立つ人は、このヘアサイクルに乱れが生じています。

いわゆる男性型脱毛症(AGA)の場合、通常の成長期が2~6年のところ、数ヶ月~1年くらいに短縮していると考えられています。
通常よりも早いサイクルで髪の毛が抜けてしまうわけです。

早いサイクルで髪の毛が抜け落ちると、髪の毛がどんどんやせ細っていきます。
最終的に髪が育たなくなり、薄毛が目立ってしまうことになるんですね。

髪の毛が抜けるのは自然なことなので、あまり気にする必要はないのですが、本数が多すぎる場合は要注意(1日100本以上)。

また、短い細い抜け毛が目立ってきた場合は、まだ成長段階の毛が抜けていることになるので、薄毛が進行している可能性があります。

参照:髪の成長とヘアサイクル | 花王株式会社ヘアケアサイト